どうも。志乃です。
大阪で髪染めを強要され、問題になっている女子高生の件に関して、取り急ぎ雑感のまとめです。
はてブコメやコメント欄などで、読者様のお知恵を拝借できましたら嬉しく思います。
Twitterで話題になっていたニュースに対する反応
この事件が象徴しているのは、学校が、「何が正しいのか」という真理の探求=学問を教える場所ではなく、「従うのか従わないのか」生徒を選別する場所になっているという事実。
損賠訴訟:「髪染め強要で不登校」高3、大阪府を提訴 – 毎日新聞 https://t.co/bBauE68Gu5
— れっどゴルゴ@ANTIFA (@RedGolgo) 2017年10月27日
“「生来的に金髪の外国人留学生でも、規則では黒染めをさせることになる」とも述べたという”
要するに「染色や脱色を禁じる」の真意は「日本人らしくしろ」なのだな「黒染め強要で不登校」生まれつき茶髪の女子高生が提訴:朝日新聞デジタル https://t.co/Pk4Vql879y
— 有村悠@9/23砲雷撃戦さ-19 (@lp_announce) 2017年10月27日
これ昨日のフジテレビのみんなのニュースでやりましたが、差別であり理由なき体罰に等しい、虐待です。もしある私立学校が黒人の顔に白いファンデーションを濡れといったらアメリカだけじゃなくどんな国でもほんとに世紀の大問題になる。そして日本では公教育の側がそれをやっているという…。 https://t.co/1pzsuQcIOu
— 三浦瑠麗 Lully MIURA (@lullymiura) 2017年10月28日
また、これらの「人権問題だ」と主張するツイートへ、現役教師の立場から異論を投げかけている方も。その発言内容は、理想と現実のギャップや、日本の学校において、教師や子どもたちの人権がいかに守られていないかが推し量れるものでした。
「人権意識」が低い日本社会の縮図?
「日本人はレイシストが多い」と海外から思われていると初めて知った時は驚いたけど、差別や、偏見や、非合理的な風習が根強くて、人権を尊重しなさすぎ。人権教育が必要だと思うけど、その教育機関が1番どうかしてるって現状、どうしたら変えられるの?
— 志乃 (@shinoegg) October 28, 2017
ブラック企業、性差別、犯罪、少子化問題、多様性の否定と偏見……。
元をただすと、根っこに社会全体で「人権」が軽んじられている状況があるように感じます。
シンプルに考えると、そこで大切になってくるのが「重要性を広める」という、人権教育だと思うのですが、公的な教育機関でその「人権」がまず守られていない。
抑圧することの効果って、なんなんだろうな。
— 志乃 (@shinoegg) October 28, 2017
人間は良くも悪くも、「自分に与えられたものを、周囲に返す」ところがあります。抑圧されたらされただけ、解放された時の反動エネルギーが恐ろしいことになる。
他人事じゃないのに、他人事の不思議
もうすぐ娘が就学するし、日本の学校で起こっていることが全く他人事ではない…
— 志乃 (@shinoegg) October 28, 2017
「人権を守ろう」と発言するとき、同じくらい反発も生まれるんですよね。
誰かの人権を守らないことで、メリットを受ける人もいるし、誰かの人権を守ったことで、自分らが受けるデメリットを心配する人もいる。
ある意味、人権を軽視することで、バランスをとっている社会なのかもしれません。
教師の人権は守られているのだろうか
先生方がまず、人権を守られてないんだろうな。
— 志乃 (@shinoegg) October 29, 2017
繰り返しますが、「自分が与えられたものを、周囲に与える」のが人間。
先生方の人権は、守られているのでしょうか。
しばしば、教師側の労働環境の悪さもRTされてくるし、劣悪な環境は劣悪な状況を作り出してしまうのでは。ニワトリがストレスで自分よりも弱いニワトリを攻撃するように、抑圧された教師が、より弱い立場の生徒を抑圧してるような。1番立場の弱いニワトリ(生徒)が犠牲になる。
— 志乃 (@shinoegg) October 29, 2017
あるいは、一番立場の弱い教師がターゲットになる。
若く、情熱を持った、真面目で優しい先生ほど、先に潰れていくのではないでしょうか。
まともじゃない環境で、まともでいられなくなった教師が、まともな人格を育成するための、まともな教育を施すって、無理なんじゃないの?真面目で熱心な先生ほど先に潰れそう
— 志乃 (@shinoegg) October 29, 2017
問題提起も大事。風向きを変えることも大事。批判も大事。その先は?
学校側、教師側にも助けが必要なのではないかと思った。こうして人権問題になることで、風向きが変わるかもしれないけど、教師の負担が増えるだけなら、たぶんいつまでも地獄は終わらない。
— 志乃 (@shinoegg) October 29, 2017
責めるのは簡単で、改善のための一歩は困難。困っていることの原因は何か。それは自力で解決できることなのか、第三者の介入が必要なことなのか。自分にできることは何なのか。
— 志乃 (@shinoegg) October 29, 2017
自力だけじゃ、どうにもできないこともある。
「情けは人の為ならず」で、困っている人を助けることで、巡り巡って自分のためになることもある。
根本的解決のために、出来る事は何なのか
私に出来ることと言ったら疑問に思ったことをブログに書くくらいだけど、いかんせん知識不足で、「じゃあどうすればいいのか?」がよくわからない。教育委員会に訴えるとか、政治の話になるのかしら。
— 志乃 (@shinoegg) October 29, 2017
教育無償化は、いち保護者として有難いことでもありますが、先生方の労働環境の改善などによる「教育環境の改善」にも力を入れて欲しいと切に願います。
現場からは、以上です。
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