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出産ドキュメンタリー映画「うまれる。ずっと、いっしょ。」を観て泣いた話

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なんのためにうまれて なにをして 生きるのか
こたえられないなんて そんなのは いやだ!
今を生きる ことで 熱い こころ 燃える

だから 君は いくんだ ほほえんで
そうだ うれしいんだ 生きるよろこび
たとえ 胸の傷がいたんでも

 —アンパンマンのマーチ(詩:やなせたかし) 


映画『うまれる ずっと、いっしょ。』劇場版予告編 – YouTube

映画「うまれる ずっと、いっしょ。」

こちらの映画、大反響にも関わらず、限られた上映会でしか観ることができず(一作目)、DVD化もされていないため、観ることを諦めていました。それが、「ママとシネマ」という、ママのママによるママのための、子連れOKな映画上映会を企画するボランティア団体の方と縁あって、運良くお誘いをいただき、この二作目を観ることができました。

こちらの上映会に、ママからの応募が殺到し、急遽定員を増やしても、それでもキャンセル待ちの状態だったそうで。映画に疎い私ですら知っていましたし、人気の程が伺えます。

 

どういう映画か、詳しくは「うまれる。ずっといっしょ」の公式サイトをご覧いただくとして。ネタバレにならない程度に内容を簡単にご説明いたしますと、実在する3つの家庭の、出産・育児・死別の物語を追いながら、いのちや、家族を考えるドキュメンタリー映画です。

 

血のつながらない父親に育てられ、トラウマを抱えた男性が、今度は自分が血の繋がらない息子を持つこととなり、その息子を愛しつつも、同時に自分自身の子どもも望み、不妊治療をしながら「血のつながり」について葛藤する話や、不治の障害を抱え、いつ死別してしまうか分からない幼児と共に、命と向き合いながら朗らかに生きる夫婦の話、長年連れ添った最愛の妻に先立たれた、おじいちゃんの話。どの方も、非常に魅力的で、心に残るものがありました。

 

命が産まれたり、消えたりするところに、必ずドラマがある。

私の「陣痛なう」も、出産ドキュメンタリーですし、どのお母さんも、子どもと共に、感動を産むのかもしれないですね。


\#陣痛なう / 陣痛の痛みの中で実況ツイートし続けた母 – Togetterまとめ

陣痛なう

陣痛なう

 

 私がこの映画を見ながら、ずっと考えていたことは、ちょっと非科学的なこと。

「神様は乗り越えられる人のところに試練を与える」なんて言いますが、この映画を見ていると、(並々ならぬ努力の賜物なんだろうけども、それでもやっぱり、この夫婦だから乗り越えられることだと思うし、変な意味じゃなく、ぴったりなお子さんだな)と感じることが多く、この言葉が裏付けられるような気がしました。

 

ちょうどよい夫婦のもとに、導かれたように、ちょうどよい子がやってくる。

 

うちの子が私達夫婦のもとに来たのも、何か意味があるのかもしれないし、この先何があっても、わたし達ならどんなことでも乗り越えられる。

そんなことを信じたくなる内容でした。

 

第二子をどうするか、相変わらずまだ悩んでいるのですが、もうちょっと前向きに考えてみようと思えたのは、私にとって、大きな収穫だったかもしれない。


子どもを産んで育てる覚悟について、子沢山人気ツイッタラーに「陣痛なうの人」が聞いてみた – Togetterまとめ

 

暗く重苦しいわけでもなく、ユーモアもあり、見ていて何度もあたたかい涙が溢れ、見終わったあとに、子育てする勇気が湧いてくるような、とてもいい映画です。

仙台では、明日(2015/3/13)まで仙台駅東口のBiViビル内「チネ・ラヴィータ」で上映しているようですので、興味のある方は是非、ご覧になってみてください。

その他の公開情報は、公式サイトでどうぞ。


公開情報 – 映画「うまれる ずっと、いっしょ。」

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