こんばんは。志乃です。
台風がとんでもないことになっていますが、皆様いかがお過ごしですか。
今回は表題の件について、Twitterでつぶやいたことを、以下にまとめて掲載します。
(ブログにも書いたが)うつ病を患った際に、自室に引きこもって、ひたすらデジ絵を描いていたおかげで、今よりずっとクッソ下手くそだった画力が向上した、という、メリットもあった。黙っていると嫌な妄想ばかりだったし、余計なことを考えずに、没頭できたのも良かったんだろうな。趣味は偉大ね。
— 望月志乃🌞ADHDだヨ!全員遅刻 (@shinoegg) 2016年8月21日
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大変な思いをしたけれど、悪いことばかりではなかった。
「良いとこ取りしたい」という欲が自分を苦しめる
これ何度か書いていることなんだけど、旦那の叔母から言われた「何事も良いとこ取りなんて出来ないわよ?」が心に響いていて、それを肝に銘じることにしている。逆もまた然りで、悪いことばっかりで良いことが1つもないなんてこともないんだよね。
— 望月志乃🌞ADHDだヨ!全員遅刻 (@shinoegg) 2016年8月21日
本当に嬉しいことがあった時、もれなくセットで嫌なこともついてきた。やりようによっては避けられたんじゃないかとか、なんて理不尽なんだろうかとウジウジ悩んでもみたけれど、自分ではどうしようもなかったり、想定外のことの方が多いんだよねえ。
— 望月志乃🌞ADHDだヨ!全員遅刻 (@shinoegg) 2016年8月21日
で、成功してる人ってのは、そういう影で起きている苦労面だったり、ネガティブな出来事を表に出さなかったりするから、あたかも良いことばかり起こっているように見えるんだろう
— 志乃 (@shinoegg) 2016年8月21日
良いとこだけ取るなんてできなくて、何かしらのリスクや不利益もキッチリこうむっていて、誰もが影で努力しているのかもしれない。だから、「自分はこんなに苦労しているのに、何であの人は大した苦労もせず、あんなにうまく行っているんだろう」なんてことは、きっと自分の勘違いだと思っていたほうがいい。
ないものねだりをしたり、他人に嫉妬してしまう時は
本棚を見ると、その本を買った時の自分が、何について悩んでいたのかが分かる。「嫉妬心との向きあい方」について悩んでいた時期もあったなあ、なんてふと思い出したのでした。
— 志乃 (@shinoegg) 2016年8月21日
自分の中に嫉妬心がわずかでも湧くのがすごく嫌で、どうにか解消したいと思ってたんだけど、そんなふうに必死になってた時より、「まあ、人間そういうこともあるよね」と受け入れた今のほうが、他人にあんまり嫉妬しなくなった。反発すると大きくなるんかねえ。
— 望月志乃🌞ADHDだヨ!全員遅刻 (@shinoegg) 2016年8月21日
ただ、「当たり前のこと」として受け流すには、ポジティブな意味で諦めることも必要なんだろう。
自分にとっての「短所」は他人から見た「長所」であることも
昔から私は「やりたい!」と強く思ったことに対しては軽率に行動を起こしてしまう傾向があって、そのせいで失敗も多くあったけど、そのおかげで色んな体験ができた。だから、「やりたい」「夢がある」と言いつつ、全く行動を起こさない友人が理解できなかったし、話を聞くたび、苛立っていた。
— 望月志乃🌞ADHDだヨ!全員遅刻 (@shinoegg) 2016年8月21日
あるとき、「やってみりゃいいじゃん!」とキレた私に対して「みんなが皆、志乃みたいに行動できるわけじゃない!」と言い返されて、当時はそれもまた理解できず、(ただの言い訳じゃないか、甘えだ)と思っていた。でも今にして思えば、ADHDの特性の1つに「衝動性」ってあるのよね。
— 志乃 (@shinoegg) 2016年8月21日
結局のとこ私も「それが他の人よりも得意だった」ってだけで、自分の手柄ってわけではなかったし、短所は長所でもあり、自分ではデメリットしかないと思うことでも、その特性のおかげで他の人からしたら出来ないことができるのかもしれない。
— 志乃 (@shinoegg) 2016年8月21日
自分にとって「当たり前にできる」ことこそ、「強み」である可能性が高い。
自分では気付かないだけで、きっと沢山のものを持っている
「何事も、良いとこ取りなんてできないわよ」って、本当にその通りだわ…
いつも欲張って苦しんでしまう気がする— 志乃 (@shinoegg) 2016年8月21日
いつも、そのことを忘れては思い出し、同じことでクヨクヨする。
自己嫌悪したり、自分を卑下したり、他人を羨ましいと思う気持ちに囚われてしまいそうになったら、ないものねだりではなく、あるもの探しを心がけている。
具体的にどうやるかと言うと、「自分が今持っているもの」について、どんな些細なことでもいいので、紙に思いつくまま書き出してみる。そんなシンプルなことでいいらしい。わたしは、スマホのメモ帳アプリに書き、時折読み返している。しばらく経った後に読み返すと、自分の成長を感じたり、様々な発見がある。
そうやって繰り返していくうちに、自然と、自分自身を認める力(自己肯定感)が身についていけばいいなと思う。皆さまもぜひ、お試しあれ。
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