こんにちは、志乃です。
わたしは現在、4歳の娘を子育て中の主婦です。
Twitterで、中高生の子どもを持つお母さまがたによって、「自分の子どもが謂れのない暴力を受けたり、イジリと称してイジメられたりしたときに、親としてどう対応したらいいのか」ということが話題になり、他人事ではないため、近い将来の話として拝見していました。
イジメについて、親が知ることが出来れば対策しようがあるけど、まず「親に教えてくれるか」ってところが第一関門よな。単純に親子間の信頼関係では語れない部分。心配かけたくないという気遣いとか、知られたくないというプライドとか。
— 望月志乃🌞ADHDだヨ!全員遅刻 (@shinoegg) 2016年9月1日
過保護は良いけど過干渉はいけないと『子どもへのまなざし』より、なるほどと思いました。相手(子)がどうしたいか言ってくるまで待てば良いかと。親がすることは言いやすい雰囲気作りと言われた時に対応できる心の空き具合い、チェックしたいです。 https://t.co/FvTnl4mJb5
— 金光教武蔵小杉教会 (@konkokyo_kosugi) 2016年9月1日
親に「イジメられている」と報告しやすい雰囲気づくりとは?
幼児同士で軽いイザコザがあって、叩かれたり押されたりなんて日常茶飯事だけど、相手の親を気遣って「あ、大丈夫ですよ〜」なんて笑って言っちゃう時がある。娘にしたら、ちいさな裏切りだよなと思う。そういうことの積み重ねなのかな…
— 望月志乃🌞ADHDだヨ!全員遅刻 (@shinoegg) 2016年9月1日
幼児のうちは、経験からコミュニケーションを学ぶため、そうやって揉み合うことも必要。ただ、その時の親の対応が難しい。
たいていのお母さんは、自分の子が相手のお子さんに手を上げてしまった時、とても萎縮しているし、わたしもそうです。親同士の「お互い様の精神」がとても大切になってきますが、それは子どもにとってはあまり関係のないことなんですよね。
「好きだから、ちょっかいかけてるのね~w」の違和感
娘が入院してた時、最初は仲良く遊んでくれていた男の子が、後半になるにつれ入院生活のストレスが溜まったのか、娘に対してどんどん乱暴になった。相手の親は「好きな子いじめちゃうやつだ〜」なんて言ってた。娘はどこ吹く風で、保育士さんにも「マイペースでいいねw」と笑われていた。
— 望月志乃🌞ADHDだヨ!全員遅刻 (@shinoegg) 2016年9月1日
実際、娘は普段から、事態を分かっているのか分かっていないのか、外からはよく分からないマイペースなところがある。
今思うと、娘はあえて空気を読んで、気にしてないふりして、空気を読めないふりをしてたのかな。男の子もストレス溜まってるんだろうし…とか、トラブルになっても困るし…とか、娘が気にしてないなら…とかゴチャゴチャ考えずに、文句を言ってしまえばよかった。
— 志乃 (@shinoegg) 2016年9月1日
情けない話、私はとっさに判断ができませんでした。
もちろん本人にも後でコッソリと気持ちを聞きましたが、やっぱりどこ吹く風といった態度。どこまで分かっているのか、親でも把握しきれない状態。子どもは親が思っている以上に、色んなことが分かっているというし…。でも、相変わらず娘は飄々としている。いくら親でも、本人の気持ちは、本人にしか分からない。
でもまあ、嫌なことは嫌、間違っていることは間違っていると、くっきりはっきり自己主張できる子なので(心配になるほど)、本当に気にしてなかったのかもしれないし、それはそれでお前さん大丈夫なんかと思わなくもないし、親の悩みは尽きない。ただ、相手の親ごさんにしっかり叱ってほしかった…
— 志乃 (@shinoegg) 2016年9月1日
しっかり者のお母さんの中でも、何故か「女児への意地悪」が「好意の裏返し」として、アリになってしまっていた
不思議だったのは、相手のお母さんが結構厳しめに見えたのに、こと娘への意地悪に対しては「このこの〜w」なんつって冷やかしていたこと。いやあんた。ちょっと。
— 志乃 (@shinoegg) 2016年9月1日
ご勘弁ねがいたい!これはご勘弁ねがいたい!!
ただ、見ていると、しつけに熱心なお母さんで、同室の方へのマナーにも厳しい、マジメでしっかりした印象の方でした。
男児から女児への意地悪を「ちょっかいかけてる」とし、好意の裏返しとして微笑ましいエピソードにされることの違和感。
— 志乃 (@shinoegg) 2016年9月1日
わたしも幼少期に覚えがありますが、「男の子は、好きな女の子にイタズラしたり、いじめたりしちゃうことがあること」が肯定されてしまう空気があり、被害者側に許容を求めてしまいがちな印象があります。(私自身はそういう男子の行為を徹底的に無視していたためか、粘着されることはありませんでした)
まあ、でも、良かぁないですよね。
女児同士でも、姉妹で蹴り合っているのを見ても叱りもせず「うちいつもこうなの〜w」とか言ってスルーしてるお母さんもいて、暴力って、慣れてしまうのかなと思ったりもした。
— 望月志乃🌞ADHDだヨ!全員遅刻 (@shinoegg) 2016年9月1日
一方的な暴力は「場合によってはアリ」なのか?
私はナシだと思います。
「好きだから」
「仲良しだから」
「悪気はないから」
「愛のムチだから」
「ただの冗談だから」
「理解させるために必要だから」
暴力を正当化する理由は色々ありますが、それらはすべて、加害者側の理屈です。他にもいろいろと方法があるのに、手軽な暴力を手っ取り早く使っているに過ぎません。
@shinoegg 男女逆のこともあると思いますので、性別関係なく「人の嫌がることはしない」っていう基本的なことはきちんとしたいですね。
— しまってますあやか (@a_yak_ka) 2016年9月1日
ほんと、これに尽きますね…。
自分の「がまん癖」や「平和主義」が子どもに悪影響を及ぼすことも?
わたしはどうも(…まあ、わたしが我慢すれば済む話だ。こっちにも落ち度はあるし、相手だってきっと悪気はないんだろう…)と溜め込む癖がある。でも娘に対してもそれじゃあ、あかんよな。守れないよな〜
— 望月志乃🌞ADHDだヨ!全員遅刻 (@shinoegg) 2016年9月1日
平和主義といったら聞こえはいいですが、事なかれ主義だったり、八方美人だったりして、面倒ごとを避ける傾向があったなと、反省しています。
相手のお母さんの気持ちや、トラブルを避けることを気にしてばかりで、肝心の自分の子どもの気持ちを見ていなかったら、意味がないですよね。
穏やかで優しい子に育ってほしいけど、優しすぎるせいで損をする子になってほしいわけではない。
わたしが現在、気をつけていること
本人から”ゆったりした口調”で事情を聴く
他の子と何かトラブルがあった時は、まず本人から事情を聴くようにしています。
娘が何か「嫌だった思い出」をポツリと報告した時は、「…そうだったんだ~。それは嫌だったね」と、まず同調する。
この「同調」がきっと、すごく大切なことで、「ママは自分の味方だ」と思えるキーポイントなのかなと思っています(…が、言い分をツッコまずにいられない状況もあって、うまく出来ないこともあります…)。
こちらが加害者になった時はすぐに注意・謝罪・説明
そして周囲の親子にご迷惑をかけた時はなるべく、すぐに注意して、なぜ悪いのか説明して、相手にもしっかり謝る。そういう、当たり前のことを、しっかりやる。
神経質になり過ぎない
「迷惑をかけてはいけない」という気持ちが強いあまり、私のそういう態度が「気にし過ぎw」とよく言われます。
実際、公園などに連れていく時は、「ウチの子が迷惑をかけたりしないか」とハラハラしっぱなし。こんな調子で気が休まらないので、公園に連れていくのが苦手です。
で、周りのお母さん達を見ると、「おおらか」なんですよね。
わたしがこんな態度だと、もしかしたら周りも息苦しいかもしれないし、打ち解けるのも困難です。(ちなみにうちの娘はいつも「どこ吹く風」で自由にのびのびと突進していきます)
ある程度の「おおらかさ」も大事にしつつ、嫌なことをされた時は嫌だとしっかり伝える。結局、そんな当たり前のことでいいのかもしれません。
その、当たり前のことが難しい…。
わたしも頑張ります。
現場からは以上です。
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