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事なかれ主義?将来、イジメを子どもから教えて貰える親子関係は、どうやって築いたらいいの?

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こんにちは、志乃です。

わたしは現在、4歳の娘を子育て中の主婦です。

Twitterで、中高生の子どもを持つお母さまがたによって、「自分の子どもが謂れのない暴力を受けたり、イジリと称してイジメられたりしたときに、親としてどう対応したらいいのか」ということが話題になり、他人事ではないため、近い将来の話として拝見していました。

 

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親に「イジメられている」と報告しやすい雰囲気づくりとは?

幼児のうちは、経験からコミュニケーションを学ぶため、そうやって揉み合うことも必要。ただ、その時の親の対応が難しい。

たいていのお母さんは、自分の子が相手のお子さんに手を上げてしまった時、とても萎縮しているし、わたしもそうです。親同士の「お互い様の精神」がとても大切になってきますが、それは子どもにとってはあまり関係のないことなんですよね。

 

「好きだから、ちょっかいかけてるのね~w」の違和感

実際、娘は普段から、事態を分かっているのか分かっていないのか、外からはよく分からないマイペースなところがある。

情けない話、私はとっさに判断ができませんでした。

もちろん本人にも後でコッソリと気持ちを聞きましたが、やっぱりどこ吹く風といった態度。どこまで分かっているのか、親でも把握しきれない状態。子どもは親が思っている以上に、色んなことが分かっているというし…。でも、相変わらず娘は飄々としている。いくら親でも、本人の気持ちは、本人にしか分からない。

 

しっかり者のお母さんの中でも、何故か「女児への意地悪」が「好意の裏返し」として、アリになってしまっていた

ご勘弁ねがいたい!これはご勘弁ねがいたい!!

ただ、見ていると、しつけに熱心なお母さんで、同室の方へのマナーにも厳しい、マジメでしっかりした印象の方でした。

わたしも幼少期に覚えがありますが、「男の子は、好きな女の子にイタズラしたり、いじめたりしちゃうことがあること」が肯定されてしまう空気があり、被害者側に許容を求めてしまいがちな印象があります。(私自身はそういう男子の行為を徹底的に無視していたためか、粘着されることはありませんでした)

 

まあ、でも、良かぁないですよね。

 

 

一方的な暴力は「場合によってはアリ」なのか?

私はナシだと思います。

 

「好きだから」

「仲良しだから」

「悪気はないから」

「愛のムチだから」

「ただの冗談だから」

「理解させるために必要だから」

 

暴力を正当化する理由は色々ありますが、それらはすべて、加害者側の理屈です。他にもいろいろと方法があるのに、手軽な暴力を手っ取り早く使っているに過ぎません。

 

 
ほんと、これに尽きますね…。

 

自分の「がまん癖」や「平和主義」が子どもに悪影響を及ぼすことも?

平和主義といったら聞こえはいいですが、事なかれ主義だったり、八方美人だったりして、面倒ごとを避ける傾向があったなと、反省しています。

相手のお母さんの気持ちや、トラブルを避けることを気にしてばかりで、肝心の自分の子どもの気持ちを見ていなかったら、意味がないですよね。

穏やかで優しい子に育ってほしいけど、優しすぎるせいで損をする子になってほしいわけではない。

わたしが現在、気をつけていること

本人から”ゆったりした口調”で事情を聴く

他の子と何かトラブルがあった時は、まず本人から事情を聴くようにしています。

娘が何か「嫌だった思い出」をポツリと報告した時は、「…そうだったんだ~。それは嫌だったね」と、まず同調する。

この「同調」がきっと、すごく大切なことで、「ママは自分の味方だ」と思えるキーポイントなのかなと思っています(…が、言い分をツッコまずにいられない状況もあって、うまく出来ないこともあります…)。

こちらが加害者になった時はすぐに注意・謝罪・説明

そして周囲の親子にご迷惑をかけた時はなるべく、すぐに注意して、なぜ悪いのか説明して、相手にもしっかり謝る。そういう、当たり前のことを、しっかりやる。

神経質になり過ぎない

「迷惑をかけてはいけない」という気持ちが強いあまり、私のそういう態度が「気にし過ぎw」とよく言われます。

実際、公園などに連れていく時は、「ウチの子が迷惑をかけたりしないか」とハラハラしっぱなし。こんな調子で気が休まらないので、公園に連れていくのが苦手です。

で、周りのお母さん達を見ると、「おおらか」なんですよね。

わたしがこんな態度だと、もしかしたら周りも息苦しいかもしれないし、打ち解けるのも困難です。(ちなみにうちの娘はいつも「どこ吹く風」で自由にのびのびと突進していきます)

 

ある程度の「おおらかさ」も大事にしつつ、嫌なことをされた時は嫌だとしっかり伝える。結局、そんな当たり前のことでいいのかもしれません。

 

その、当たり前のことが難しい…。

わたしも頑張ります。

 

現場からは以上です。

 

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