どうも。志乃です。
オタク気質と言いましょうか…気になったら、とことん調べずにはいられない性分でして。本来ならば調べない方がいいことなんでしょうが、復刻版ジャンプを読んでいて、どうしても気になったことがあったので、調査してみました。
他にも同じように気になっている人がいないか検索してみたのですが、情報が見当たらなかったので、調査結果をこのネットの片隅に置いておきます。
復刻版ジャンプとは
1968年7月11日に創刊し、2018年に創刊50周年を迎える『週刊少年ジャンプ』(集英社)の記念企画として、その歴史のなかで、記念、記録、記憶に残った過去の『ジャンプ』を、内容をそのままに復刻した『復刻版 週刊少年ジャンプ』を2冊パックにして、7月15日から3ヶ月連続で発売する。
私は今日まで知らなかったのですが、7月から発売していたんですね。
今回、旦那が買ってきたのは、週刊少年ジャンプ 1986年(昭和61年)6月9日号(第26号)と、1991年(平成3年)5月20日号(第21・22合併号)の2冊パックのようです。
こちら週刊少年ジャンプ1986年(昭和61年)6月9日号(第26号)目次。私は当時4~5歳なので馴染みは薄いものの、それでも記憶に残っている有名作品ぞろい。
対してこちらは週刊少年ジャンプ1991年(平成3年)5月20日号(第21・22合併号)の目次。私はこの時9歳で、小学4年生。たまに読んでいました。今考えると、ものすごいラインナップ。
当時のまま再現するわけにはいかない部分も
「復刻版」と言っても、20年以上前の情報をそのまま掲載するわけにもいかず、ところどころ注釈がついていたり、広告が大幅に伏せられています。また、逆に当時のまま掲載されている広告もあり、表現やフォント、デザインのテイストに時代を感じて、そこに注目して見てみるのも面白かったです。
そして、隠されていると気になるもので、「一体ここには何の広告があって、どんな事情があったんだろう?」と、つい思いを馳せてしまいました。
削られたグラビア写真「5月病の特効薬」の謎
少年ジャンプ平成3年5月20日号の、シティハンターとジョジョの間にあったヤングジャンプ広告
おそらく巻頭グラビア写真があったであろう箇所が、ごっそり伏せられた、こちらの広告。
「5月病の特効薬は私ですっ♡」
誰だよ
わたし、気になりました。
調べました。
週刊ヤングジャンプ創刊12周年記念グラビア企画
「ヤングジャンプ 創刊12周年 グラビア」等で検索をかけても見つからなかったので、発売年や発売日から調べてみることにしました。
こちらの広告には、「no.22」「5月9日発売」としかありませんでしたが、普通に考えてこの復刻版ジャンプの発売年、1991年(平成3年)発売でしょう。
『週刊ヤングジャンプ』(しゅうかんヤングジャンプ、WEEKLY YOUNG JUMP)は、集英社が発行する日本の週刊青年漫画雑誌。1979年(昭和54年)5月に月2回刊誌『ヤングジャンプ』として創刊し、1981年(昭和56年)の週刊化に伴い誌名を変更。毎週木曜日発売。略称は「ヤンジャン」、「YJ」。
Wikipediaによると、1979年5月に創刊とありますから、広告の「YJ創刊12周年記念月間スタート!!」というコピーとも一致します。
1991年の週刊ヤングジャンプ「no.22」号の巻頭グラビアは誰!?
調べてみたところ、こちらの方でした。
参考URL:まんだらけ通販 | 週刊ヤングジャンプ1991年(平成3年)22
まさかの。
岡本夏生さんでした。
……うん。なんかごめんなさい。
強烈かつ個性的なキャラクターで、バラエティ番組で活躍なさっている方ですが、元はレースクイーン&モデル出身。1991年当時はグラビアアイドルとして登場していたんですね…。
岡本夏生さんと言えば、TOKYO MXの生番組『5時に夢中!』でのエキセントリックな仮装っぷりが大人気でした。火曜レギュラー降板をきっかけに、テレビ引退発言もあったようですが、今年(2017年)5月にAbemaTVにて復帰を果たしてらっしゃるそうです。
どんな事情で広告掲載が見送られたのか、わたしには知る由もありませんが、「5月病の特効薬」として、確かに効き目がありそうだな、と思いました。
現場からは、以上です。
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