どうも。志乃です。
「胸熱」とは、ネットスラングで、「胸が熱くなる」を略したもの。今回は、そんな大人の心にもグッとくる、オススメの絵本をややテンション高めでご紹介します。
先日、絵本好きで知られ、フォロワー数7万人のアルファツイッタラー、「よく眠りたまに色々考える主婦さん」が、絵本を紹介するブログを立ち上げられました。
そんな友人の活躍にインスパイア…影響を受けまして、私もオススメの絵本をご紹介したいと思いました。友人と思っているのは私だけかもしれないという、一抹の不安を抱きつつ、さっそく本題にはいりたいと思います。どんまい。私どんまい。
家族3人で本屋に行き、各自で「自分が欲しい一冊」を厳選して購入してみた
先日ジャスコに行った際、本屋に立ち寄り、パパ、ママ、娘の3人が、それぞれ「自分が欲しい一冊」を厳選し、その3冊を買う…ということをやりました。
のっけからこんなことを言うのも何ですが、「しょうぼうじどうしゃ じぷた」は、私ではなく、旦那のオススメです。
旦那のお母さん(つまり私にとっての義母)も大好きで、よく読んでくれたんだそうで。旦那にとって「大人になっても特別な一冊」。ずっと「娘にも読んであげたい」と思っていたそうです。
私も今回、買って読んでみて、その気持ちが分かりました。
そして、自己肯定感があって、いつも安定しているように見える旦那のルーツを垣間見た気がしました。
ちっちゃくて、地味。人気者達の中で孤立する「じぷた」が主役
物語の舞台は、消防署。
ビル火災で大活躍!はしご車の、「のっぽ」くんや、
ちからじまんの高圧車「ぱんぷ」くん、
たくさんの命を助ける救急車の「いちもく」さん。
この消防署のすみっこにいる、古いジープを改良したちびっこ消防車「じぷた」くんが主人公。
のっぽくんも、ぱんぷくんも、いちもくさんも、大きな火事になるといつもお呼びがかかり、出動してはヒーローになって帰ってくるのに、じぷたにだけは、いつも署長さんからの声がかかりません。
「ぼくだって、できるんだぞ!」頑張り屋だけど、報われないじぷた君
じぷたくんは、ちびっこでも働き者。
「ぼくだって、やればできるんだぞ!」と自分を奮い立たせます。
お呼びがかかった時にはすぐに駆けつけて、火を消しますが、「なんだ、ボヤか」とか「必死だな(笑)」なんてことを言われて、ヒーローである同僚たちにバカにされ、嘲笑までされる始末(嫌な奴らだな!!??)
そんな感じだから、消防見学会で子どもたちがやって来ても、みーんな、はしご車や救急車に夢中になってしまって、誰にも見向きもされないじぷたくん。何これ切ない。
みんなと自分を比べてしまい、自信がなくなってしまうじぷた
はしご車を見て「そらに とどくような あんな はしごが ほしいなあ」。
ポンプ車を見て「ちからの つよい ポンプが ほしいなあ」。
救急車を見て「かっこうが いいなあ」。
なんだか、じぶんが とっても ちっぽけで、
みにくく おもわれて、かなしくなりました。
引用:しょうぼうじどうしゃ じぷた(さく:渡辺茂男 福音館書店)
そんなことないよ!!!!!
自信もって!!元気出して!!じぷたくーーーん!!!!!!
なんだか、感情移入してしまいますよね。
読み聞かせながら、そうやって娘と一緒に思わず応援してしまいました。
そんなじぷたに!ついに活躍の機会が
ある日、となり村の山小屋で火事が発生。放っておくと、おおきな山火事になってしまうかもしれない。そんな緊迫した状況の中で、とうとうじぷたに白羽の矢が。
「しゅつどうだ!」
「おい、のっぽ。いや だめだ。はしごじゃ とどかない!」
「おい、ぱんぷ。いや だめだ。みちが せまい!」
「おい、いちもくさん。いや けがにんは まだだ!」
しょちょうさんは、じぷたを みました。
「よし、じぷただ。 たのむぞ!」
引用:しょうぼうじどうしゃ じぷた(さく:渡辺茂男 福音館書店)
アツ~~~~~~~~~~~~~い!!!!!!
なにこの熱い展開。
じぷたが、じぷただから、じぷたにしか、できないことがある。
もうね、大興奮ですよ。親がね、親が大興奮ね。
娘は布団の中だったせいか眠そうでした。
それゆけ!じぷたくん!愛と勇気だけが友達さ!それは嫌だねじぷたくん!
じぷたくんが、それからどうなったか
ん?なになに?じぷたくんが、それからどうなったかって…?
この続きはぜひ!ご自分の目でお確かめください!
現場からは、以上です。
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