娘が選んだのは「てぶくろ」。私が選んだのは「くまのがっこう ジャッキーのたからもの」。
どうも。志乃です。
前回に引き続き今回も、テンション高めな絵本レビューをお届けします。
子どものためではなく「自分のため」に選ぶなら?
前回もお話しましたが、家族3人で本屋へ行き、それぞれが欲しい一冊を厳選して購入するということをやってみました。
普段は「娘に何を読ませたいか」や、「娘が喜びそうなもの」を選定基準にしているのですが、この時ばかりは完全に「自分の趣味」でチョイス。この方法、それぞれ思い入れを感じられたり、思い出話に花が咲いたりして、面白かったです。
娘が選んだのは福音館書店さんのこの名作絵本
娘が選んだのは、この「てぶくろ」。幼稚園で読んでもらったのか、「てぶくろごっこした~い」とねだるので、存在を知って購入。本人に「どういうところが好き?」と聞いたら、「ねずみとリスの、ひとみの色」と言っていて、別の日に聞いたらまた別のことを言いそうな感じでした。なんとなくの感性で動く。人間なんてそれでいいのかもしれない…
私が「くまのがっこう」シリーズを選んだ理由は「とにかく絵がカワイイから」
ああかわいい とてもかわいい すごくいい
「くまのがっこう」シリーズは、きっと今のママさん、ほとんどご存知だと思うので、説明不要かとは思いますが。
色使い 参考にしたい まじやばい (志乃 心の川柳)
とにかく「おしゃれ」で「かわいい」!温かみがあって、かわいくて、それでいておしゃれな色使いがたまりません。これを繰り返し見せて育てたら…子どもの美的センスも磨かれるかも!?…とか、まあ、親として色々考えたりもしましたが。
「配色のお手本にしたい…イラストの資料にしたい…」とかブツブツ言いながら選びました。欲望。わたしの。欲望。
ホントはね 全巻一気に 揃えたい
この「くまのがっこう」シリーズ、どこの書店にもおいてある大人気シリーズにも関わらず、古本屋にはあんまり出回らないみたいなんですよ!(近所のブックオフに通いました…)それともアレですかね、うちの近所で極地的に大人気とかですかね。いや、そんなことはないと思うんですよね。
わかります!!!お気持ち分かりますよ!!!!
そんなわけで、いちファンとして、定価で1冊、きちんと書店で買って帰ることにしたわけですが、「どれか一冊」っていうのが本当に難しかったです。
「ジャッキーのたからもの」ここが好き!
本屋で立ち読みが出来たので、どれが一番「配色のバリエーションが豊かで」「見ていて楽しくて」「可愛いか」を基準に、かなり吟味した結果、この「ジャッキーのたからもの」に決めました。
この、青緑と、白い花のコントラストときたら!!
この背景のピンクも…ジャッキーの色が映えるし隣の赤、白、緑と相まって…もうね!!
迷路ページがあって最近迷路にハマっている娘が喜びそうだったのもポイント
急に縦になったりして変化があるのも面白い
いちいち配色や配置が見事でして。
本当は全ページ掲載して、すべてに賞賛コメントをつけたいぐらい。
(やりませんよ。やりませんけどね。)
ストーリーもかわいらしい
拗ねたジャッキーが家出をして、その結果、騒ぎになって「本当のたからもの」が何かに気づく…という、ストーリーです。「家出をして家族を困らせてやれ」という発想を、この作品を通して娘が知ってしまったわけで、経験者としては、身に覚えがあり過ぎてちょっと心配でもありますが…それも因果応報ってやつですかね…。
くまのがっこうシリーズの、文を担当なさっているあいはらひろゆきさんは、仙台生まれということで、それも応援したい理由のひとつです♥
低年齢向けのシリーズ絵本のセットも。プレゼントに喜ばれそう
現場からは、以上です。
前回の記事
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