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【図解】おばちゃんでも分かる・使える?格安スマホの仕組み

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皆さんこんにちは。おばちゃんです。

おねえさまの皆さん、さようなら。

今回はタイトルの通り、格安スマホの仕組みについて書きたいと思います。

“おばちゃん”の定義って?

ここでいう「おばちゃん」とは、パソコンもゲーム機も全て「ファミコン」と言うような、そんなおばちゃんのことです。そういうおばちゃんでない方も、おばちゃんに勧める時にでもお役立てください。

うちの母がまさにそうで、そんな母が「安さ」と「主婦にもお勧め」という宣伝文句と、「スマホをラクラク操作する孫」に勇気をもらって、格安スマホを持つことになりまして。「格安スマホの仕組みをどう説明したもんか?(わたしもよく分かっていないぞ?)」と悩み、わかりやすく説明するために調べたことをシェアしたいと思います。

 なお、わたし自身も「機械にそんなに強くはないおばちゃん」の一人で、同じおばちゃんの立場として「正確さ」よりも「わかりやすさ」や「イメージ」を優先させて書きます。

「いくらなんでもそれは嘘だ!問題がある!」という部分がございましたら、指摘していただけますと幸いです。

格安スマホとはなんぞや?

最近、『毎月スマホが安く使える』という謳い文句で、様々なスマホが販売されています。これまでは「携帯を使いたい」と思ったら、ドコモ社、au社、ソフトバンク社、ウィルコム社のうちのどれかと直接契約するしか選択肢がありませんでしたが、今は他の業者と契約することで、以前よりもずっと安くスマホを使える時代になっています。

「でも、それって大丈夫なの?電波は?つながりやすさは?」って、心配になりますよね。

実は使っているのは、ドコモ、au社の回線。

早い話が、直接これらと契約するのではなく、中間の業者(MVNOといいます)と契約することで、安くなるというわけです。MVNO(エムブイエヌオー)は、2社のうちのどれかの回線をレンタルして、私達に提供しています。

MVMO業者一覧

ドコモ系MVNO

au系MVNO

  • mineo(マイネオ)
  • UQ mobile
  • 引用元:

 見ていただくと分かりますが、MVNOのほとんどが有名な大手企業で、ドコモの回線を使っていることが分かります。(auは2社だけ!)

うわ!もうだめ!いっぱいあって分からない!結局どこがお勧めなの!?

  1. 安さで選ぶか?
  2. 専用スマホのデザイン・機能・使いやすさで選ぶか?
  3. サポートで選ぶか?

…によって違います。うちの母は、いつも利用しているイオンの格安スマホを選びました。実店舗が身近にあるので、安心だったようです。

そうなんです。ドコモ、au、ソフトバンクと違って、MVNOには「わかりやすい専用ショップ」がないんです。

「困ったらドコモショップに持ち込んで、お姉さんに聞けばいっか♪」が通用しないのは、おばちゃんにとって脅威。電話か、メールか、ネットでお問い合わせ?こわいこわい。ちょっと何言ってるかわからない。

その点イオンスマホは、「困ったらいつでもジャスコで聞けばいっか♪」となったので、母も安心しやすかったようです。

ところで、さっきの「MVNO一覧」の中に、イオンがないのに気づきましたか?

イオンスマホは、「ドコモの回線をレンタルしている」「BIGLOBE経由」で、「イオンが窓口となって販売している」、格安スマホなん……大丈夫ですか!?ついてきていますか!?

格安スマホの仕組みを、ざっくり図にするとこう。

f:id:shinoegg:20150331141216j:plain

だいたい合ってる(はず)。

どれだけ安くなるの?

具体的にどれだけ安くなるのかと言うと、(私の場合ですが)以前は毎月1万円前後かかっていたのが、同じような使い方をしても、3~4千円で使えるようになりました。これはでかい。業者によって違うので、各社の提示プランを比較してみてください。

SIMって?意味わからない。

 シムと読みます。意味わからなくてもいいです。特に困ることもなく使えます。

回線の情報(電話番号)が入った、小型チップのようなもので、全ての携帯・スマホにセットされています(取り外しできます)。

どうやって契約したらいいの?

上記のMVNO業者に直接「格安スマホ、使いたいんですけど…」と電話するか、格安スマホを取り扱っている量販店のどこか(大手電気屋さんなど)に突撃して聞けば、たぶんなんとかなります。

SIMが分かるといいことあるの?

量販店を通さず、MVNOと直接契約することができます。

つまり…「電話回線だけ契約する」ってこと。電話番号が入った小型チップが送られてくるので、自分のスマホにセットすればいいだけです。

MVNOと契約している量販店が、回線サービスとセットで売っている専用スマホ「以外」のスマホも、安い月額で使えちゃいます。例えば、iPhoneとか。(※ドコモ版)

そのほか、裏ワザっぽいことが出来るようになります(それについてはまた後日記事にします)。

“おばちゃん”に格安スマホは使いこなせるのか?

結論から言いましょう。

母のイオンスマホは、私のものになりました。

母が購入した本体は、イオンスマホの「geanee」の前モデル。

スマホ操作に慣れているはずの私でも、操作に慣れるまでに少し時間がかかりました。イオンでは「安心パック」と言って、いつでも電話で問い合わせできる等のサポートも充実していましたが、うちのおばちゃんはそういうレベルになかったようで、わたしも実家にずっといて教えてあげられるわけでもなく、早々に白旗を上げてしまいました。

「これまでスマホを持てなかった主婦向け」のサービスと宣伝してはいるものの、本体のわかりやすさは「おばちゃん向け」ではなかったようです。(※2014年当時)

なんなくこういうものを契約したり、利用したりできるスキルを持っている主婦は、とっくの昔にどこかのスマホを買って使っています。

そうではなく、「スマホこわい」「機械こわい」という、恐怖症レベルのおばちゃんには、残念ながら本体操作の難易度が高めでした。

「らくらくスマホ」もあるよ

昔、ドコモからお年寄り向けに開発・販売された「らくらくフォン」という機種があったように、今は操作がらくちんなスマホ「らくらくスマホ」があります。そういう類の格安スマホ本体を用意している量販店を探して契約するか、前述の「SIM」を理解してMVNOから回線だけ契約し、使い慣れたものや、わかりやすい本体を別で用意して使うかのどちらかが良いかもしれませんね…。

 

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