どうも。志乃です。
世の中、色んな人がいるものですね。「無意識のうちに、人をバカにする態度を取ってしまうタイプ」の人間が、あなたの周りにも、いらっしゃるのではないでしょうか。
今日はそのことについて考えていきたいと思います。
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人を小馬鹿にした喋り方はクセになる
「人をバカにした喋り方」って、癖になりやすいし、自覚も持てなくなるから怖いもんだなあ、と。
— 望月志乃🌞ADHDだヨ!全員遅刻 (@shinoegg) 2017年3月13日
身に覚え、ありませんか?わたしはあります。
「馬鹿にされている」という印象を持たれやすい態度とは?
どんなものが挙げられるでしょうか。思いつくまま書き出してみます。
- 鼻で笑う
- 嘲笑ぎみ
- 上から目線で話す
- 「自分の方が正しい」という押しの強さ
- 相手の言い分をよく聞こうとしない
- まず否定から入る
- からかう
- 話の途中で勝手に要約する
- 誰でも分かるようなことをアドバイスする
- 皮肉屋
受け手の問題?言う側の問題?
劣等感の強さから、(ひょっとして馬鹿にされているのでは…!?)という、被害妄想を抱きやすい人というのも、中にはいますよね。
「馬鹿にしているのか!」と相手から抗議を受けても、本人に悪気や自覚が全くない場合、「あなたの受け取り方に問題があるのでは?」という発想になりがち。
大抵は聞き流すが、以前あまりに酷い扱いを受け、思いあぐねて抗議をしたところ「そんなつもりはなかった」と言われて終わり、受け手側の問題として改善されなかった。怖いのが、本当に「そんなつもりなさそうだった」ところ。
— 志乃@3月末から東京 (@shinoegg) 2017年3月13日
ここで言いたいのは、「見下されている」という印象を、相手に与えてしまう態度が、確かにあるということ。自覚があるにせよ無いにせよ、「上から目線」になってしまう人もいる。
そして、自覚がなければ何を言ってもいい訳でもありません。
ではなぜ、「そんなつもりはないのに」上から目線になってしまうのでしょうか。
心の底ではバカにしていて無自覚のうちに表面に出てしまっているのか、本当にそんなつもりがないのに気がついたら相手をバカにしてしまうのか、どっちか分からないけど、どっちにしたって損してるよなあ
— 志乃@3月末から東京 (@shinoegg) 2017年3月13日
無自覚のうちに「上から目線」になってしまう原因とは?
こちらも、考えられる原因や特徴を書き出してみます。
- 相手のことを信用していない
- 心の底で見下していることが表面に出てしまう
- 他人のアラを探したり、バカにすることが癖になっている
- 劣等感から威圧的な態度を取ってしまう
- 不安を隠すために「余裕のある態度(笑う等)」を取る
- 自分の方が優れた見解ができるという驕りがある
- 他人の気持ちや、立場を考える力が弱い
- 相手の意見を尊重できない
- 何でも率直に話してしまい、言葉の選び方が下手
- 思い込みが激しい
- 深く考えず衝動的に話してしまう
- 斜に構えている
- ネットの匿名文化に影響を受け過ぎたり、毒され過ぎている
- 正論なら許されるという勘違いがある
- 年功序列の意識が強い
- 相手より優位でいたい欲が強い
- 基本的に自分以外みんなバカだと思っている
全てが当てはまるとは限りませんが、そういう印象を受けるタイプの方がいますね。
お恥ずかしいことに、実は私にも身に覚えがあり、過去にTogetterにまとめたこともありました。
自覚はないのに「言い方がキツイ」「上から目線」と言われる原因と対策について考えてみた – Togetterまとめ
同じように悩む方が多くいらっしゃり、様々なご意見をいただきました。ご興味がありましたら合わせてどうぞ。
周りの大人はそこまでバカではありませんから、心の底を相手に見抜かれたりして、「誤解だ」「受け取り方が悪い」といくら主張しても、知らず知らずのうちに孤立してしまうことがあります。
これは私の話ですが、きちんと自覚を持てなかった結果、「訳がわからないうちに、いつの間にか仲間はずれにされ、ボッチになっていた」なんてことも過去にありました。
対策方法は?
「傷つけたくて傷つけているわけではない」場合、どうにかして回避できたらみんな幸せになれる。
— 望月志乃🌞ADHDだヨ!全員遅刻 (@shinoegg) 2017年3月14日
単純に先ほどの「原因」の反対をすればいいことになりますが、「意識から変える」というのも、なかなか難しいもの。
「相手の立場になって考える」ということに尽きるのですが、どうしても得意不得意はあります。難しいと感じる方は、次のようなことに気をつけてみてはいかがでしょうか。(先ほどご紹介したTogetterまとめの中で、様々な方からご意見をいただきました。)
- まず肯定から入る。頭ごなしに否定しない。
- 相手が喋り終わった後、ひと呼吸置いてから話す
- 相手の話を、途中で要約しない
- 思ったまま正論をぶつけることが、本当に効果的かを考える
- 言う必要がないことは言わない
- 弱点をつこうとしない、探さない
- 日常会話と議論の違い(TPO)を理解する
- 必ずしも「理屈は感情よりも優先されるべきもの」ではないと知る
- 命令形や断定形を使わず、提案するように「疑問系」を使う
- 相手の気持ちを尊重する
- 批評しない、決めつけない
- 嘲笑ネタ、イジリ、ツッコミは、時と場合と、相手を選ぶ
- 自分の価値観を相手に押し付けたくなった時、(本当にそうか?)と自問する癖をつける
人間は「与えられたもの」を周囲に返すといいます。
相手の意見を認められない人というのは、「自分の意見を認められて来なかった人」という見方もできますね。
自分の妥当性や正当性を主張しなければ、立場が悪くなる環境下で育ったという可能性もあります。
そんなつもりもないのに「傷ついた」と言われたら
- 反論し、自分の妥当性を訴える前に「ごめんなさい」を言う
- 「感情は大事なもの」だと理解する
人間は、感情で動く生き物です。
だからこそ、社会を維持するために理屈が必要になってくるわけですが、だからと言って、全てをないがしろにしてもいいわけではありませんよね。相手が、自分にとって大切な人なら、なおさらです。
感情をないがしろにされてきた人は、自分の感情も、他人の感情も、どちらもないがしろにしてしまいがち。まず、自分の感情を、自分で理解し、自分で認めてあげるのが、遠回りに見えて実は近道だったりするかもしれませんね。
私も気をつけたいと思います。
現場からは、以上です。
コメント
無理ゲ~(笑)。
初めてコメントさせていただきます。
一長一短ですが、無意識ではなくあえて「上から目線で高圧的に」言う事も一つの手段だとは思います。
優しい言い方を数回重ねて、それでも相手に改善が見られない場合に限りですが。
たとえ嫌われても悲しまれても、感情を正論よりも優先させるのは良くないと思う。
そもそも、上から目線の人は他人を思いやる気持ちが足りてないと思います。
はじめまして、本日はてなブログ始めたばかりの者です。
私も発達障害があります。コミュニケーションについては本当に生まれてきたくなかったと思い続けています。
人と関わるまいと思いましたが思わずコメントしてしまいました。
私は以前、派遣で様々な現場に行きましたが 引越屋の方や運送屋、倉庫作業での派遣社員をバカにする従業員の多さに呆れるばかりでした。かえって作業が捗らなくなる原因を作っているし、不快なままでの作業は痼になります。その派遣社員も顧客になることを忘れてはならないと思います。たまに、その現場に長く雇われている派遣社員の中にもバカにする方はいますが・・・。その他に 事実ではないことネタに同窓会や他人に影口を叩く 某ブライダル担当のホテルマンの方にも呆れます。
おつ 頑張れまけるな!!
何も出来ないけど自分
頑張れ!
よく分析されてらっしゃって、ふむふむ、と納得させていただきました。「ごめんなさい」を言うのが、大人はとにかく下手くそですよね。子どものころ、あんなに教わったのに。。。
1つ思ったのは、この記事を読み「あ〜自分そうかもな〜」なんて反省する人は、そもそも上から発言しないですね、きっと。笑
本当に無自覚な人は「態度とは」の考察の途中で、読むのやめてるでしょうね、きっと。(悲)
言葉の受け取り方はみんな違いますよね。
小さな返事の返し方であっても、受け取り方、想像は皆さん違うから、自分の軽率な判断で口に出した事で、嫌な気持ちになってる人は必ず居ると思います。
昔本当に悩みに悩んで、会話が出来なくなる状態にまでなりましたね。
どういう話し方、伝え方をすれば失礼が無いのか、分からなくなり、5年程辛い時期がありました。
まだ少し引きずっていますが、
特別な存在は作らず、どんな方にも感謝し、敬語を使い、平等に接する事を大切にして、なんとかまだ生きて仕事をしてます。
人間の感情は本当に複雑ですよね。
パニック障害、自律神経失調症、うつ病を患っていますが、僕も頑張ります。