Twitterで、漫画家の横槍メンゴさんが呟いた内容が、話題になっていました。
ちなみに「仲がいい証にディスる」文化圏の人たちからは距離を置いたら私はすごく心が楽になったので「自分にはこのコミュニケーション向いてないのでは」って人にはおすすめだよ。良し悪しっていうか向き不向きなんだとおもう。どちらかに負荷なく成立してたらなんでもいいのだ。
— 横槍メンゴ🚀ヨリ (@Yorimen) 2017年12月26日
「仲がいい証に褒め讃える文化圏」だと、お互いのことを好きになりまくっていくので好きになりすぎないように注意するとかそういうレベル。もちろん、間違ってることは言い合えた方がいいし、でも基盤として「お互い大好き」なら注意もききやすいんじゃないかな?と私は思いますよ。補足
— 横槍メンゴ🚀ヨリ (@Yorimen) 2017年12月26日
このツイートを見て、私なりに考えたことをまとめたいと思います。
イジられるの得意です
ひょっとしたら皆さんご存知ないかもしれませんが、わたし、イジられるの好きなんです。
最近だと、こちら。
皆さん、笑っちゃうくらい遠慮がない。もう、ツッコミが追いつかない。
でも、つい笑ってしまう。
そういう状況が多い私が思うことを、書かせていただきます。
出川哲郎が尊敬される時代
かつて「抱かれたくない男」や「嫌いな男性タレントランキング」上位にいた出川哲郎さんが今、尊敬される立場になっているそうです。
世間から侮辱されても、嘲笑されても、自分の信じたスタイルを何年も貫き通し、多くの人間を笑顔にするその姿は、まさにプロの芸人。昨今の状況を鑑みれば、尊敬の対象になるのも頷ける話ですよね。
かくいう私も、そのうちの一人です。
ピエロを演じつつも、プライドは捨てられない。真似できる気がしません。
ただ、よく言われることですが、リアクション芸人はそれが芸であり、それでお金を貰っているプロ。一般人になると全く話は違ってくるのに、テレビのノリを友人関係に持ち込まれると、困ってしまいますよね。
「イジられている相手が可哀想」と思ったら失敗
イジリ芸は、第三者が見て「相手が可哀想」と思ったら失敗。優しくて賢い人は、相手に配慮した上で笑いを作る。
— 望月志乃🌕名字つけました (@shinoegg) 2017年12月28日
出川哲郎さんがイジられている様を見て、「可哀相…」と思う人がいるでしょうか。
いたとしても、少数派だと思います。
何故なのか考えてみたところ、彼は笑顔も印象的。リアクションから、本人も楽しんでいる様子が分かるんですよね。「ツッコまれて喜んでいる」のが伝わってくる。
ご本人も、尊敬の目を向けられる状況を心から喜びつつも「尊敬されると芸にならない」とコメントしていました。
イジられることを望んでいる人にも条件はある
親愛の証としてイジり合う文化が「良しあしではなく向き不向き」っての、真理かも。ただ、親愛の証としてイジられることが多いし、私は好きなんだけど、それも「越えちゃいけないラインをわきまえている相手かどうか」も大事になる。相手に対する敬意は、誰に対しても必要だ。
— 望月志乃🌕名字つけました (@shinoegg) 2017年12月28日
最初はお互い面白かったし、仲も良かったけど、つきあいが長くなるにつれて相手が調子にのって、どんどん遠慮がなくなり、普通に傷つくようなことを言われて、不快感をヤンワリ伝えても通じないってことが割とよくある。そうなったら、距離を置くしかないのがつらい。
— 志乃 (@shinoegg) 2017年12月28日
「ここまではいいけど、こっから先は許せない」と思うラインが、誰にでもある。
その程度の差はあるが、どれも尊重されるべきものだ。判定のシビアな人が悪いというわけでは決してない。
気配り上手な人は、その距離感をわきまえた上でイジるため、絶妙なバランス感覚でもって、楽しい雰囲気を壊さない。
何を言いたいのかというと、私はそういう優しい人から遠慮なくハリセンでブン殴られるのが大好きな、変態です。
いつもありがとうございます!
現場からは、以上です。
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