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【嫌がらせ対策】Twitter自動ブロックツールの落とし穴(メリット・デメリット)

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多目的に量産できるTwitterアカウント

私は2009年に、現在のTwitterアカウントを開設しました。

Twitterアカウントは、メールアドレスがあれば簡単に作成可能で、Gmailなどの「フリーメール」サービスを使えば、誰でも大量に作ることができます。

 

そうやって作られたアカウントは、「裏アカ」や「副アカ」などと呼ばれる他、「趣味アカ」「愚痴アカ」「育児アカ」等、特定の話題をつぶやく専用のアカウントとして利用されたりします。

 

ネットの誹謗中傷に「捨て垢」が便利に使われる

「捨て垢」と言って、匿名性を利用して、個人攻撃を行なったり、嫌がらせを行うユーザーもいます。

「どうしても一言、もの申してやりたいけど、本人やその周囲から反撃されたら困る」などの理由で、メインアカウントを守るために「どうなっても痛くも痒くもないアカウント」が作られることがあります。

 

もちろん、意見を言うことは自由ではありますが、そうやって「反撃の心配なく」「遠慮なく」ぶつけられる言葉は大抵、暴言だったり、攻撃性が高いもの。

自分の発言に問題があるという自覚があるからこそ、自分の立場を守るための安全性を確保しているのです。

 

私が遭遇した中で一番ひどかったケースは、一人で何十個ものアカウントを保持し、ブロックしてもブロックしても次々と新しいアカウントで呪いのツイートを送りつけてくる人もいました。

 

自分のツイートが多くの方にシェアされたり、フォロワーが増えたりすると、様々な考えを持った方々の目に触れることになるわけで、ある程度は仕方のないことだと思います。

 

ネットの嫌がらせに対する最も効果的な対処法は「無視」

嫌がらせに対して反論してしまうと、それがどんな正当防衛であっても、残念ながら逆効果。余計に長引いてしまいます。

「何も反応がない壁」に向かって攻撃していてもつまらないため、こちらが無視を続けていると、大抵は飽きて他に移っていきます(例外もありますが…)。

 

ですが、その「無視」が、慣れないうちは難しいんですよね。

一度目にしてしまったら、その理不尽さに「それは誤解だ」「言いがかりだ」と反論したくなる内容ばかりです。

ですから「最初から目に入れない」のが最善策。

 

 近年では、ツイッター公式の機能として、自動的に不快なメッセージを非表示にしてくれる「クオリティーフィルター」が設定できるようになりましたが、それ以外にも、自動でブロックしてくれる外部ツールがあります。

 

Block Together

こちらのサイトから、Twitterアカウント連携をしてログイン後、「作られて7日以内の若いアカウント」か、もしくは「フォロワーが15人以下のアカウント」から、自分へリプライがあった場合、自動的にブロックするように設定できます。

 

「捨て垢」として作られるアカウントの殆どはこの条件を満たすため、不快なツイートを目にする前に、ブロックすることができるわけです。

ブロックしたことは通知されませんから、いくら攻撃をされても、気づかないで済むという仕組みです。

 

ブロックで逆恨みされることもある

ブロックは、正確に言えば「無視」ではありません。

拒絶という形で反撃をしているようなもので、当然逆恨みされることもあります。

「知らないうちにブロックされていた」というだけの理由で、私の悪評をネット上からかき集め、「いかに嫌われ者か」を紹介する記事を書き、自分のブログで公開していた人もいました。

ちなみに、私はいつも自動で一括ブロックしているため、私にその方をブロックした記憶はありませんでした。

このように「知らないうちに、知らない人から強い恨みを買う」ということもあります。

 

好意的なリプライも勝手にブロックしてしまう怖さ

実は今日、これで大失敗をしてしまいまして、この記事を書いています。

 

私は、表には出しづらい悩みや弱音を吐き出すための「育児アカ」や、周囲にカミングアウトできずに悩む「発達障害アカ」の皆さんからフォローを頂くことも多いわけで…。

そういったアカウントの多くは、「フォロワー15人以下」という自動ブロック条件を満たしてしまうわけですね。

この自動ブロックツールは、一度設定すればあとはずっと勝手にブロックし続けてしまうため、自動ブロック設定したことすら忘れてしまっていたのです。

 

たまたま、私にブロックされた方が「何かの間違いでは?」と勇気を出して私にご報告してくださったおかげで、誤ブロックに気づくことができましたが…。

 今までも、もしかしたら、そういったアカウントから、勇気を出して私にリプライを送って下さった方もいらっしゃったかもしれません。

それなのに、訳が分からないままに私からブロックされてしまうわけですよね。

そう考えると、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

 

罪のない人を拒絶しても、拒絶したことすら分からない。

自分が傷つけたことすら気づけない。

謝ることすらできない。

何それこわい。

 

自動ブロックツールを利用する際はご注意ください

そんなわけで私は、このブロック設定を解除することにしましたが、無差別攻撃を、いまも尚、受け続けて困っている方には、便利な機能かもしれません。

ただ、先ほども申し上げました通り、ブロックは「明確な拒絶」であり、「無視」ではないため、逆恨みを受けたり、かえって燃え上がる可能性も高く、あまりおすすめしません。

Twitter公式の「クオリティーフィルター」などの機能が実装された現在は、そちらの利用をオススメします。

 

ブロックしていなくても、これはこれで「無視された」等と言って、悪口を触れ回るタイプもいますが、大抵は無視しても大丈夫なので、割り切りましょう…。

周囲の評判を落とすのは、むしろそうやって悪口を言っている側です。

 

世の中、色んな人がいますから、そこはもう、仕方がない。

公式のフィルター機能や外部ブロックツール等を利用して、快適なTwitterライフをお過ごしください。

ではまた。

 

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コメント

  1. APIの改定で新規アカウントや低フォロワーの自動ブロックは解除されたそうです。

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