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SMAP解散とか、高畑裕太逮捕とかで、まったく関係のない自撮りを上げるのは、そのキーワードで検索かけた人に見てもらいたいからか…
— 志乃 (@shinoegg) 2016年8月23日
「目立ちたい!」「注目されたい!」という欲求(自己顕示欲)を満たすには、Twitterはとても最適なツールです。そして調査により、Twitterのメインユーザー層は10~20代が大半だということが分かっています。
参考:【最新版】2016年7月更新。11のソーシャルメディア最新動向データまとめ
ツイッターは承認欲求&自己顕示欲、お手軽・満たしマシーン
Twitterをやっていると「自分らしさ」を保つのが難しくなってくる。バズると癖になる。「ウケる話」「ウケるキャラ」を優先させるようになってしまって、肥大した自己顕示欲に飲み込まれそうになる。自撮りを晒すことに熱中するJKを見ると、私の時代にTwitterがなくて良かったなと思う
— 望月志乃🌞ADHDだヨ!全員遅刻 (@shinoegg) 2016年9月4日
今頃、キメ顔の写真で溢れていたことでしょう
バズるのは正直気持ちがいい
「バズる」とは、ネットで拡散され、大ヒットすること。
Twitterでは、主にリツイート(シェア)がたくさんされることを指します。
誰もが一度は見たことがあるだろう…。バズったツイート主が「うはwww通知止まらないんだけどwwwヤバイwwwwww」と呟いているのを…。
あれね、「通知をオフ」にすればアラ不思議、あっという間にいつも通りです。何ひとつヤバイことないんですよね。通知は常に、MAXを表す「20+」が表示され、「いいね!」がつきまくり、瞬く間にリツイートされていく…。あれ、目立ちたがり屋だったり、お調子者であればあるほど、癖になります(自己紹介おわり)。
気持ちよさに振り回される
自己顕示欲や承認欲求、他者からの好感度に振り回されるというか。言わなきゃいいことまで「ウケるから」言ってしまったり。自分らしさのコントロールが難しい。
— 志乃 (@shinoegg) 2016年9月4日
あるネタでバズったら、味をしめてその話題ばかりに固執してしまうとか。
過激な内容であればあるほどウケますから、ウケを狙うあまり、言うことややることがどんどん過激になってしまったりします。
承認欲求や自己顕示欲はそもそも「悪いもの」ではないが…
とにかく揶揄の対象になりがちな「自己顕示欲」や「承認欲求」だけども、それ自体は悪いものではなくて、人間の根源的な欲求。何かを生み出すための原動力になる。度が過ぎるとみっともないと見なされる。そんでTwitterはコントロールを失いやすい。
— 望月志乃🌞ADHDだヨ!全員遅刻 (@shinoegg) 2016年9月4日
虚勢をはらず、卑屈にならず、キャラを作らず、他者に左右されず、あるがままに、ニュートラルに、自然体でいること。フォロワーが増えるほど、それが難しくなる気がする。
— 望月志乃🌞ADHDだヨ!全員遅刻 (@shinoegg) 2016年9月4日
Twitterには中毒性があり、手軽に快感を得られてしまう
パクりツイッタラーは、Twitterの中にいる化け物に心を食べられてしまったのかもしれない
— 望月志乃🌞ADHDだヨ!全員遅刻 (@shinoegg) 2016年9月4日
関連:なぜ彼らはパクるのか? パクツイ常習犯が語るTwitterの闇 – ネタりか
じゃんじゃんバリバリ、通知欄に通知が届くのが、自分に影響力や注目度を感じられて気持ちがいい。で、中にはそれが「自分が考えたネタでなくてもいい」と感じる人たちもいるらしい。
そこに「自分らしさ」はあるのか
作られたキャラや、借り物のネタが評価されたところで、虚しさは残らないのだろうか。
私はお調子者なので、だいぶこの魔物に振り回されたし、今も振り回されている最中かも。ただ、「自分らしくいよう」と意識するようになってから、後悔することが減った気がする。
— 望月志乃🌞ADHDだヨ!全員遅刻 (@shinoegg) 2016年9月4日
欲を捨てたほうが楽になるって皮肉なもんだなあ
— 望月志乃🌞ADHDだヨ!全員遅刻 (@shinoegg) 2016年9月4日
「わかりやすい」のがウケるが、人間はそう単純ではない
「わかりやすい」方がウケるけど、人間って本来、複雑なんだよね
— 望月志乃🌞ADHDだヨ!全員遅刻 (@shinoegg) 2016年9月4日
たぶん私はその「わかりやすく」料理してパッケージングした自分を、自分のすべてと思われて消費されることに抵抗感がある
— 望月志乃🌞ADHDだヨ!全員遅刻 (@shinoegg) 2016年9月4日
自分を「コンテンツ化」や「ブランド化」する
「どうすればフォロワーが増えるのか?」と知りたい人は多いかと思いますが、営業マンが自社の商品を売り込むのと、基本は同じだと思います。
- ウリ(独自性)は何なのか?
- 自分に向けられた需要は何なのか?
- 魅力的かどうか?
- コンセプトがはっきりしているか?
- ターゲットは誰なのか?
- どうしたら喜ばせることができるのか?
要は、「サービス精神」の有る無しにかかっているのではないでしょうか。
自分は「商品」なのか?
そもそも、仕事なのかっていう。(ツイッター本を出版している私はもう、仕事みたいになってしまっていますが…)
たまに、誰のために、何のためにTwitterをやっているのか、分からなくなる時があります。そもそも、人生においてそこまで重要なものでもありませんので、こんなことで悩んでいる時点ですでに、Twitterの魔物に取り込まれているんでしょうね。
Twitterを、自分のためにやるのか、それとも、ギャラリーのためにやるのかで、振る舞い方はだいぶ変わってくる。所謂アルファツイッタラーと呼ばれる人達は、このへんを徹底している。
— 望月志乃🌞ADHDだヨ!全員遅刻 (@shinoegg) 2016年9月4日
私には約7700人のフォロワーがいます(2016年9月現在)が、そのへん中途半端です。
今まで何度も、「コンセプトを絞ろう」とか、「自分を分かりやすくキャラ付けしよう」とか考えましたが、無理でした。
しかし皮肉なことに、どこにも無理がかかっていない、自然体の状態でやったほうが、「対ギャラリー用に作った仮面」を「すべて」と受け取られ、人格を全否定されるようなクソリプが飛んでくる…なんてことも減り、結局はTwitterを楽しめるようになりました。
よく「…またリムられた…変なこと言ったかな…」と気にする方がいらっしゃいますが、私の経験上、フォロワーが一気に20人減ることもあれば、40人増えることもある。炎上した時は、見物人が逆に増える。「数」じゃなくて、自分にとって必要な「誰か」を大事に出来ればいいんじゃないのかなと思う
— 望月志乃🌞ADHDだヨ!全員遅刻 (@shinoegg) 2016年9月1日
現場からは以上です。
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