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正反対の旦那を見ていて自分に必要なことが分かった

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私と旦那は何かと正反対だ。

陰と陽、月と太陽、インドアとアウトドア、動と静、内省的と外交的、その他もろもろ。

そんな旦那が、転職した。

かつて書籍「陣痛なう」の中で「ブラック企業に勤めている」と紹介したが、そんな労働環境の中でも腐ることなく、真面目によく働き、キャリアを積み、信頼を重ね、難易度が高いと言われる国家資格を取り、人間関係でトラブルを起こすこともなく、約9年間勤めた会社を円満退職した。

新しい職場では役職につき、以前では考えられないほど大きな仕事に携わるようになった。

未知の生物。

まず、9年間も同じところで、安定して働き続けられるというところに、尊敬の念を超えた感情が芽生える。すごい。すごいとしか言えない。

以前の記事でも紹介した通り、彼の行動基準はすべて「自分を誇りに思えるかどうか」で、目の前の「やるべきこと」と向き合い、黙々とこなしていく。

感性やリアクションも素直なため、クシャッとした顔で「マジっすか!」と笑っては、目上の方(特におじいちゃんおばあちゃん)に可愛がられる。彼はTOKIOのファンだが、本質的に似ているところがあるかもしれない(ファンの方ごめんなさい)。

「自分にはどうにもならない」と判断したことは深く考えず、ひたすらに「やるべきことをやる」ことに集中している。

そんな彼が順調にステップアップしていく姿を、すぐ近くで見ていると、自分に対するプレッシャーに感じることもある。もの言わぬ彼の背中が、「お前もそうであれよ」と語っている気がして、パートナーとして自分はふさわしくないのではないかと、頭を抱える夜もある。

「やればいいじゃん。」

私に気を使って言葉にはせずとも、態度に表れてしまっていることもあり、勝手に哀しくなることもあった。

「報酬系」と呼ばれる脳内物質の働きが弱いため、何をするにも億劫に感じたり、やらなければならないことを後回しにしてしまったりする、ADHD特性を言い訳に反論するのも、なんだか惨めで、卑怯な気がした。

旦那のように生きられたらなあ、と思ったことは一度や二度ではないし、妻としてふさわしくないんじゃないのかなあ、と思ったことは三度や四度ではない。

何度も言うように、培われた「自己肯定感」に圧倒的な差があって、その有無がいかに人生を左右するか、身を持って思い知る毎日。

落ち込んでいる時は、旦那からいくら肯定の言葉を浴びせられても、こちらの受け皿は穴だらけ。劣等感がさらにそこへ蓋をしてしまい、私の心に沁み込んでいかない。

「バカにされている気がする。」と思うとき、誰よりも自分が自分のことをバカにしていて、言われた自分側の問題を、相手側の問題だと思い込んでしまう。

まあ、そんなときもあるよね。

だけど、どんな時でも、やるべきことは決まっている。

「自分を好きになれること」を、少しずつ始めること。

紙とペンを持ち出して、自分のいいところを、どんな小さなことでもいいから書き出してみるとか。

その日嬉しかったことを、寝る前に10個思い出してみるとか。

やらなければならないことを、とことん細かくリストにして、ひとつずつこなしていくとか。

何かできたら、(それがどんなに他の人にとっては「普通」のことでも)思いっきり自分を褒めてあげるとか。

時には高い目標を設定して、思いっきり挑戦してみるとか。

どんなことでもいい。

そういう、「自分を誇らしく思うための」小さな一歩一歩が、気づいたら大きな成長へつながっている。

「俺にはないものを持っているから、尊敬しているよ。」という彼の言葉が、今はなんだかピンと来ないのも、きっと自分で自分の価値が分かっていないから。

いつか、しっくり来るときがくるんだろうか。

虚勢を張らず、素直に笑って「ありがとう」と心にストンと染み入る日が。

違うからこそ面白くて、違うからこそ刺激的だ。

「できること」が違うからこそ、尊敬できるし。

「できないこと」が違うからこそ、協力しあうことができる。

付き合い始めてから、約10年。旦那のおかげで自分が少しずつ変わっているのも実感していて。「似た者同士が引かれ合う」というのが、もし真実なら、正反対に見える二人でも、それだけ長く一緒にいられるだけ、同じものを共有しているという証なのかもしれない。

「自己肯定感が幼少期に育まれるかどうか」が、人生を大きく左右することは間違いないが、幼少期に育まれなかったからもう手遅れだ、なんてことは絶対にない。

この10年で確かに私は変わったし、これからもきっと変わり続ける。

私自身も、旦那に良い影響を与える存在でありたいものだ。

今日も一日、頑張りました。明日も一日、頑張りましょう。

できることを、できる範囲で、できる限り。

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